60分のセミナーとは3分ネタを20個話せばいい、というわけではない
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展活=展示会活用のはなし, 講師活動
おはようございます^^
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。
今日もまた冷たい朝を迎えましたが、それも今日までで来週に向けてどんどん暖かくなっていくようです。そんな春直前の早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。
映画なんてプロモーションビデオ20個分
実は「しくじり先生」というテレビ番組が好きでよく見ています。人生をしくじったタレントを講師に迎え自分みたいにならないためにはどうすればいいか、を講義します。辺見マリさんの回は本当に名作でした。私がしくじり先生を好きな理由はすごくセミナー作りの参考になるからです。講師が教壇に立って話すだけ、というテレビにしては地味な構成でどうやっておもしろい1時間を作るのか、見ていて「なるほど!」と思うことが結構あるんですね。
そんな中、最近よく思い出すのが「映画なんてプロモーションビデオ20個分」だと思っていた、と発言した映画監督の紀里谷和明さんの回です。紀里谷さんは映画監督デビューする前にまだ1作も映画を撮っていないにもかかわらず、邦画をバカにした発言をしまくっていたそうです。映画を作ったことがないくせに邦画を批判してしまえる根拠には「映画なんてプロモーションビデオ20個分」だから自分ならもっとうまく作れる、という想いがあったからだそうです。
そして満を持して監督1作目のキャシャーンが完成するのですが、大ヒットしたにもかかわらず専門家からの評価は低く、その理由はスタジオにいた有村昆さん曰く「詰め込みすぎ。映画はプロモーションビデオと違って120分あるのだから、途中ダレるところがあってもいい。」と要約すると「緩急がない」と説明されていました。
ブログ記事20個つなげれば60分になるけど…
この話がここ1週間ほど自分の頭から離れなかったのですが、それは1週間後に60分の展活プレセミナーを控えているからです。私のブログ記事は今260あり、1記事大体1000字なので、60分のセミナーを作ろうと思ったらそこからよりすぐりの20記事をピックアップしてつなげればセミナーは完成することはするんですよね。でもそれをただキレイに並べて話したらどうなると思います??
のっぺりするんですよ。1個1個はすごくいいことを言っていても緩急の“急”ばかりが60分間づづくと逆に平たくなってしまうんです。3分のプレゼンならずっと“急”でいいんですけどね。60分には60分の構成なりセオリーが必要なんですよねぇ…。
そのあたりの最後の練り直しをここ数日模索していたのですが、ようやく出来上がりました(^^)。本当の最終仕上げに入ってまいります。
まとめ
今日は「60分のセミナーとは3分ネタを20個話せばいい、というわけではない」という90年代のやたらと長いJPOPの曲名のようなタイトル(笑)でここ最近ずっと考えてきたセミナーの“緩急”について書いてみました。
今日もお読みいただきありがとうございます。
大島節子
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