悩む源次郎は現代社会人としては今どのあたりにいるのか

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

月曜恒例“真田丸ブログ”ですが今週は月曜日が祝日だったので火曜日にお届けします(^^)。

第11回「祝言」

3月20日放送の大河ドラマ真田丸第11回「祝言」。梅との祝言をあげる信繁＝明と、徳川家康の命で真田昌幸の暗殺を企てる室賀正武＝暗とが、平行して描かれました。最終的に祝言の日に暗殺決行を試みる室賀でしたが、昌幸たちに返り討ちにされます。このことを信繁だけが知らなかったのですが横たわる室賀の姿に全てを悟ります。そして最後のシーンでは梅の気持ちを一番に考えられなかった自分を「好きではない」と嘆く信繁というものでした。

今回はなんだかすごくドラマらしいドラマでした！　祝言への過程と暗殺への過程、つまり明と暗が交互に描かれ、祝言のシーンの歌い踊る喧騒、向かい合って碁を打つ昌幸と室賀の静寂。明らかに対照的なシーンがずっと同時に進行していき、最後に交わるのですが、そこでまた一つ成長する信繁。途中いっぱい笑って最後に泣ける構成。そういえば新撰組！のときもこんな回があったような気がするなーと思いながら見ていました。

この室賀を返り討ちにしたことが今後、真田家による小県（ちいさがた）統一につながるので、今回また一つ真田家は歩を進めた、ということになります。

今回の共感ポイント

毎回、今年の大河は中小企業と重なるところがある、と書いていますが、今回も本当にそうでした。昌幸はもうとっくの昔に自分＝真田家という筋が通っているので「真田家のため」という判断基準においてどんな決断を下すことにも迷いがないんですよね。でも信繁はまだ個人としての自分と真田家が完全には一体になっていないんです。そりゃそうです。おそらく今元服から4年くらいなので、今の社会人でいうと4年目の27歳くらい。既に家業に入って常務くらいにはなっていたとしても（信幸が専務）お父さんが現役のうちはなかなか自分の案が通らないことも多く、プライベートでも色々あっていっぱい悩むのが当たり前の時期。

私は26歳で唯一の得意先の倒産を経験しているので、15歳で武田家滅亡に翻弄された信繁とこの先も同じような頃に同じようなことで悩んでいくんだろうな、と思いながらこのドラマを見ています。来週はいよいよ上杉家に人質に行くんですね！　戦国武将の中で上杉景勝はかなり好きな人なので、信繁の成長にどんな影響を与える人物として描かれるのか楽しみです！

まとめ

今日は月曜恒例の真田丸ブログを火曜日にお届けしました(^^)。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島節子

代表取締役 ： （有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。

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