展示会出展コンセプトの作り方・考え方
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展活=展示会活用のはなし, 展示会ノウハウ
おはようございます^^
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。
今朝もまたいいお天気で4時台からすっかり明るいです。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。
シンプルにしないと伝わらない
このブログで何回も何回も書いてきましたが、展示会で成果を出すためにはとにもかくにも事前に「誰に何を伝えるために出展するのか」すなわち目的を明確にしておく必要があります。伝えられることはせいぜい3つ。3つという数はちょうどええ塩梅です。なぜ3つなのか、ということにも理由がありそうな気がしますが、それはまた別の機会に考えます。今日はその3つの伝えたいことをどう選び出し出展コンセプトを作っていけばいいのか、具体的な作り方と考え方を書いてみたいと思います。
来場者に伝えたいことを伝えるためには伝えたいことを整理する必要があります。複雑なままでは人は混乱します。シンプルにすることで伝わるようになります。展活サポートでは下記の手順で出展目的を明確にしていきます。
集める
まずは情報を集めます。【商品の価値・強み】【伝えたいお客さん】【その人が求めているもの】【その人に提供できること】という4つの枠にまずは合ってても間違っててもいいから思いつく限りのことを吐き出していきます。
その吐き出す作業をする際、展活サポートではブレインストーミング形式を採用しています。一つの付箋に一つのもの・ことを書きどんどん貼り付けていきます。
捨てる
次に本当に必要なもの・こと以外の情報を捨てます。捨てる際のポイントは【伝えたいお客さん】を軸に考えると基準が定まることが多いように思います。本当に伝えたい理想のお客さんは誰なのかをトコトンじっくりと考え選びます。そこから【その人が求めているもの】【その人に提供できること】を選んでいき、最終的に残ったものにあてはまる【商品の価値・強み】を選ぶ、というイメージです。
整える
最後はとことんそぎ落として残ったもの・ことを整えていきます。展活サポートでは4つの枠を1枚の用紙に並べる様式をとっています。
4つの枠の整合性を見ながら自分だけじゃなく他人が見ても分かるような言葉・文章に整えていきます。一人の【伝えたいお客さん】に対して一つの【その人が求めているもの】。それに対応する一つの【その人に提供できること】。最後にそれに合った一つの【商品の価値・強み】。4つの枠で3つのもの・ことがしっくりと対応し合っている状態にまで整えます。ここまでシンプルにすることで出展者の頭はスッキリし、制作会社にはきちんと意図が伝わり、最終目的である来場者に伝えたいことが伝わる展示会コンセプトは完成するのです。
まとめ
今日は展示会出展コンセプトの作り方・考え方というタイトルで出展目的を明確にし出展コンセプトを作っていく具体的な作り方と考え方について書いてみました。
今日もお読みいただきありがとうございます。
大島節子
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