展活誕生前夜のはなし　第１話

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

じわじわと暑くなってきましたね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

「なぜ展活だったのか」を言葉にしておきたい

先月5月27日に大阪製罐の清水社長に講演をいただいたにも関わらず、まだレポ的なものをまとめられいません。自分に置き換えて考えてください、って最初に言われたのですが、置き換えるどころかまるで自分の話を聞いてるみたいで客観的になれないんですよね（笑）。もちろん清水さんと私では会社の規模も違いすぎるし、立場も違うのですが、同じような時期に同じような経験をして似たような決断をしてきたんだな、と。同世代でこんなにも共感できて尊敬できて刺激を与えてくれる方と同じ会で勉強できる環境にいられるって幸せなことです。

講演の内容に関しては既にたくさんの方がレポをアップしてくださってるのでこちらをどうぞ。
・清水社長ご本人のブログ
・モンガトウ長尾さんのブログ
・イチゴイチエ徳田さんのブログ
・大庄屋　山地さんのブログ

清水さんのはなしを聞いていて、自分に足りないなと思ったことがいくつかあるのですが、一つは清水さんで言うところの「なぜ小ロットオリジナル缶だったのか」の部分。これは私に置き換えると「なぜ展活だったのか」になるんですけど、ここの部分が清水さんはもう完全にストーリーになってるんですよね。なぜあんなにも滑らかに話せるかと言うと言語化されているから。「ただ一人を喜ばせる お菓子の缶の物語」という全39話の壮大なシリーズが既にブログでアップされてるんです！

なので、今日からしばらく「なぜ展活だったのか」の部分をストーリーにする試みをはじめてみようか、と思います。安心してください。決して全39話などという引っぱり方はしませんから（笑）。せいぜい5話くらいで終わる予定です。

はじまりはいきなり谷に突き落とされたこと

私のセミナーを聞いてくださったことがある方はご覧になったことがあるであろうこの画像。私の経営者人生はこの日にはじまりました。売上の95％以上を占める唯一の得意先が入社4年目26歳のときに倒産。同時期に父の病気がどんどん悪くなっていって「これからどうするの？」という選択を迫られたときに「私がマルワ什器を建て直す！」と決断したこと。これが私の最初の一歩でした。

だからこの時期2001年から5年間くらいは「倒産を回避すること」がなによりも重要で、全てこれを基準にして決断をしてきました。とにかく思いつくことは全部やりましたね。飛び込み営業もやったしテレアポもやりました。ただただ必死だったのでこの時期の記録とかあまり残ってないんですよ。営業のやり方とか誰からも教わったことがなかったので、よくジュンク堂でビジネス本を立ち読みしてました。1円ですら無駄にしたくなかたので大抵の本は立ち読みで済ませたのですが、めずらしく買った本があったんですよね、それが『儲からんのはアンタのせいや―企業再建「五つの鉄則」』だったのですが、続きはまた明日。

まとめ

今朝は展活誕生前夜のはなし　第１話ということで、これから何話かにわけて展活が誕生するまでを言葉にしていきたいと思います。たぶん5話くらいで完結予定です。よろしくお願いします！

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島節子

代表取締役 ： （有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。

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