そこから見える景色
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展活=展示会活用のはなし, 展示会ノウハウ
おはようございます^^
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。
明るくなる時間が少しずつ遅くなってきました。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。
キャッチコピーはベタじゃないとダメなのか
おかげさまでこの秋もはじめての場所に講師としてお招きいただけることになりました。正式に募集がはじまったらこのブログで紹介させていただきますが、すんごい都会とすんごい地方から同じ日にオファーをいただいてまして(講演日は違います。お問い合わせをいただいた日がたまたま同じ日でした)、いろいろ行けるの楽しいな、と思いつつ、それだけ環境が違う人たちにどこまで寄り添えるのだろう、と考えるこの頃です。
やっぱり東京に会社がある人にとっての展示会と、地方のそれも海を渡らないと飛行場がないような場所に会社がある人の展示会って展示会そのものは同じでも見える景色は同じであるはずがないんですよね。どの場所から展示会を見ているか、ってことと同様にどの時代を見ているか、という点でも見てる景色は異なります。
どういうことかと言うと、例えばたまに相談を受ける「もっと“誰に何を伝えたいのか”が直接的にわかりやすいキャッチコピーに変えなきゃダメですよね?」というようなご質問。こちらの企業はスタイリッシュな英単語のキャッチコピーを掲げていらっしゃって、確かにそれだと出来上がってくる展示会もイメージ重視のものになるだろうな、と想像できました。
例えば「腐食のお悩み、チタンライニングで解決!」このようなキャッチコピーだと何屋かすぐにわかり、かつ「誰のどんなお悩みを解決できる企業なのか」ということも一目瞭然ですよね。本当に出会いたいお客さんと出会える最短の方法だと思うので中小企業の展示会ではこういうキャッチコピーを掲げるべきだと私は思っています。なのでイメージ重視のかっこいいブースは基本的には中小企業の展示会にはおすすめしません。何屋かすらわからないような展示会になってしまうからです。
ただ、もし10年後の企業イメージ確立ためにその展示会に出展しようとしているのであれば、スタイリッシュな英単語のキャッチコピーを掲げイメージ重視のブースを作ることが正解かもしれません。だから結局、目的の明確化とコンセプトシートに戻ることになるんですよね。誰に何を伝えるために出展するのか、ここを丁寧に言葉にしていく過程で会社として目指そうとしている未来の景色をきちんと共有できるようにすること。展示会はあらためて会社にとって本当に大切なことを確認する機会でもあります。
まとめ
今朝はそこから見える景色というタイトルでキャッチコピーの在り方を考えてみました。
今日もお読みいただきありがとうございます。
大島節子
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