海外出展に向いている中小企業
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展活=展示会活用のはなし 海外展示会
おはようございます^^
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。
一段と冷え込みが厳しい朝。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。
中小企業の海外出展を考えるシリーズ最終回
先々週からタイのバンコクで開催されたMETALEXという製造業系国際展示会に参加してきた経験をもとに「中小企業の海外出展を考えるシリーズ」を書いてきました。今日でこのシリーズをまとめようと思います。
タイのお客さんを接客してみて感じたのは積極的に話しかけてくださる方が多い、ということです。これは海外出展を経験された方、皆さんそうおっしゃいます。とにかく来場者の好奇心が強いんですよね。見たことがないものがあると「これは何?」とガンガン聞いてこられます。
タイは日本では既に当たり前にある技術がまだ広まっていなかったり、日本では簡単に手に入るものが手に入りにくかったりする状況がまだまだあるのです。一昔前と比べるとずいぶん少なくなったとは思いますがまだ確実にあります。例えばETCはまったく普及していないので、高速道路の混み方20年前くらいの日本と同じような感じです。こういう状況がまだあちらこちらにあるのです。
なので日本では既にレッドオーシャンになってしまった商材でも、市場を海外に移すことでブルーオーシャンに変わるものはまだまだあると思います。
更に今回思ったのは海外出展それ自体はそんなに大事(おおごと)ではない、ということです。例えば語学力ですが事前の資料作りはジェトロが十分にサポートしてくださいましたし、現地では通訳さんを雇えばいい。必ずしも経営者がペラペラである必要はありません。むしろ日本語しか話せません、というテイでいることで通訳が翻訳してくれている間に考えをまとめる時間にあてられるので、そのほうが商談はうまくいくのでは、と思ったくらいです。
でもただ一つ、かかせないと思った要素があります。それはフロンティアスピリット=開拓者精神です。言葉や文化が違う場所に単身で乗り込むとき、誰しもが不安とワクワクの両方を抱えると思います。そんな中で不安なんて感じない、ワクワクしかない!というタイプ、もしくはワクワクが勝つ!というタイプの方はフロンティアスピリットの持ち主でそういう方が経営する会社は海外出展に向いています。
海外出展は別に誰もがやらないといけないことではありません。堅実に着実にお商売を守りたいと考える経営者さんも当然いらっしゃいます。最後のまとめが結局、経営者の性格の話になってしまいましたが(笑)、はじめての海外出展とその経験をまとめるなかで私が落ち着いた結論はこうなりました(^^)。
まとめ
今朝は中小企業の海外出展を考えるシリーズ最終回として海外出展に向いている中小企業について書いてみました。
今日もお読みいただきありがとうございます。
大島節子
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