迷ったら読み返す本
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リーダーとかチームとか, 心のはなし, 日々のはなし
おはようございます^^
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。
4月も半分が過ぎ、新しい環境で新しいチャレンジをされてる方も多い季節ですね。周囲とのコミュニケーションは上手くいっていますか? 私は入社から数えると18年目に突入しましたが、いまだに「どうすれば伝わるのか、わかりあえるのか」を考え続ける日々です。そんな私が指南書にしている本があるので書いてみますね(^^)。
あなたの話はなぜ「通じない」のか
山田ズーニー著『あなたの話はなぜ「通じない」のか』という本があります。この本は2003年発売ということで12年も前の本なのですが“伝わる・わかりあう”という永遠のテーマへの一つの解決法が書かれています。
ざっと項目を見ても
- 自分のメディア力を高める
- 人は自分に関係ない話は聞かない
- 自分の根っこの思いにうそをつかない
など、Facebookもスマホもなかった時代にもかかわらず、すごく今の時代に必要なことが既に書かれていることがわかります。
この本との向き合い方・活用の方法
まず私が秀逸だな、と思うのは第1章のコピー“「通じ合えない」と、傷つき、苦しんでいるとき、あなたの志は高い”です。日常生活で「あなたの志は高いですよ」って言われたことあります?(笑)普通ないですよね。まず導入部分で著者がコミュニケーションでもがいている自分を認めてくれた感が得られるので、その後の決してラクではないこの本と向き合う時間を乗り越えられるのです。
そんな大層な、って思います? でもこの本読むのものすごく脳の体力を使うんです。だって“考える方法について考える”ための本だから。読んでる最中は超高速で脳が回転しているようなまるで脳の50mダッシュを2時間続けるような感覚です。その代わり読み終わった後の爽快感もハンパないっ!
そんな読書後に改めて思うのが、確かに伝えるための技術・構成も大事だけど、一番大事なのは自分自身の志よな、ということです。人は自分のことしか考えていない人の話など聞こうとしません。聞いてもらえるわけがない、ということがよくわかります。だから私も常々人の役に立ちたい、ますますお役に立てるチームになって行きたいと言っていますが、それでも伝わらないと感じるときは根っこの思いに迷いがあるのか、それとも伝え方が悪かったのか見直します。それをするためのツールとしてこの本を活用するようにしています。
まとめ
実はこの本には「戦い」「負け」「勝ち取る」などの言葉が結構出てくるのですが、山田さんは今でもこの言葉を使うのかな、というのは一度機会があれば聞いてみたいな、と思ってるんですよね。12年前ならば何の違和感もなかったのですが、これだけ時代が変わりましたからねー。散々戦ってきた私がそう感じているのでちょっと興味があります。
今日もお読みいただきありがとうございます!
大島節子
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