展示会の準備　模擬ブース編

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

皆さんは何か事を起こすとき、入念に準備するタイプですか？　さすがに展示会は準備なしで出展するのは不可能なので、皆さん色々と考えて準備されることと思います。今朝は展示会の準備でぜひやっていただきたいことを紹介します。

模擬ブースを作ろう！

展示会の準備については以前「展示会のスケジュール感」というブログで１年サイクルでそのときどきにやっておくと良いことを紹介しました。そこでは展示会の１ヶ月前には模擬ブースを作ると書きましたが、今朝のブログではこの模擬ブースについて説明します。

模擬ブースを作る理由はブース全体のバランスを見るためや、商品説明の練習をするためです。下の写真は堺の八田工業さんの模擬ブースです。

八田工業さんの模擬ブース

こちらの会社は金属の熱処理加工をされています。この模擬ブースは食堂の１角に設置されていました。時期は出展の２ヶ月弱くらい前でした。この時期から社内に模擬ブースを設置しブースの出来を検証しておくと足りないものも見えてきます。手書きの説明パネルがありますよね。こういうものの追加する必要性に気付くことも実際にブースを組んでみて、客観的に見てわかってくるんです。

あと、これも以前に書きましたが“展示会初出展あるある”の「キャッチコピーの文字が思ってた以上に小さかった」問題。そうとう大きな文字にしたつもりでもいざ会場で見てみると目立たないんですよね。模擬ブースで試しておくとこの問題も多少解決されます。

他にも何社か展示会前に模擬ブースを作っていらっしゃる企業を訪問したことがあります。模擬ブースといっても大げさに考える必要はありません。２ｍほどの壁と２畳ほどのスペースがあればどこにでも作ることはできます。工場や倉庫の片隅とか、応接間や会議室の隅っことか。ただ、なるべくならば人の目につきやすい場所のほうがいいと思います。お客さんがいらしたときに模擬ブースにお連れして接客すると、それは自然に展示会での接客の練習になります。

なので、可能であれば私は社内に展示会ブースを常設していただきたいです！　そうすれば日々気付きがあるでしょうし、日々練習ができます。昨日も書きましたが「展示会を点ではなくサイクルで考える」ことをかたちから実践するとしたらこ展示会ブースの常設、という方法も一つあるんじゃないかな、と思います。

まとめ

今朝のブログでは「展示会の準備　模擬ブース編」をお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます！

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大島節子

代表取締役 ： （有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。

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