勉強のために展示会を見学するときのポイント

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

5月の平日も今日で最後ですね。昨日も一日インテックス大阪にいたのですが、駅から歩いてこられた方々、皆さん暑そうでした。「新価値創造展」は本日が最終日。今日はどんな出会いがあるのでしょうか。

展ゼミの皆さんと見学会

昨日は堺商工会議所の「展示会出展ゼミ」の参加者さんたちと「新価値創造展」を見学してきました。昨年までは見学会は必須項目だったので大人数での見学でしたが、今年は見学会は任意参加ということで11時13時14時15時の各グループ人数は2名ほどでその分、皆さんの現状をお聞きする時間が取れてよかったです(^^)。

勉強を目的とした展示会の回り方

商談目的ではなく自社の出展を控えていて、その勉強のために展示会を見学する際には以下のことを頭においておくといいです。いいブースとは自社の価値・強みが伝えたいお客さんに伝わるブースです。なので、

• 出展している商品・技術・サービスの価値・強みは何か
• 伝えたいお客さんは誰か
• 伝えたいお客さんにどんな方法で商品・技術・サービスの価値・強みを伝えているか

これらに注目しながら展示会を見学します。効率のいいまわり方は、

• 会場図を見ながら全体をザーっと見てまわる。
• その際に上に挙げた注目ポイントに合っていて自分が気になったブースに印をつけておく
• 印をつけておいたブースを訪問し名刺交換しお話を聞く
• お願いして写真を撮らせていただく
• 可能であればチラシ等もいただく

そして撮影させていただいた写真を元にそのブースは伝えたいお客さんにどんな方法で商品・技術・サービスの価値・強みを伝えているか（＝キャッチコピーなど）、自社の展示会に取り入れたいポイント、こうすればもっと良くなると思う点を書き出します。

このやり方で何度か展示会を見学しておき、参考にしたいブースレポートが10個くらい貯まったころには自社のブースイメージも相当固まっていることと思います。最後に見学の際に心得ておきたい性格タイプ別アドバイスがあります。

人見知りな性格の方

勇気を出して出展者と会話し写真を撮らせてもらってください。現場にいるときは記憶できたつもりでも覚えてなどいられません。きちんと自社の出展に向けて勉強中であることをお話してお願いしたら撮影を断られたりしませんから大丈夫です(^^)

積極的な性格の方

出展者の目的は商談をすることだ、ということを忘れずに。本当のお客さんがいらしたらもっと話したくてもさっと譲る配慮を。

まとめ

今朝は勉強のために展示会を見学するときのポイントについて書いてみました。昨日、皆さんとブースを周りながら感じたのですが、いい展示会をされてる会社の展示会チームは我々のような見学者にもとても親切ですね。我々は本来の客ではないのに、どうやって展示会を作っていったかを丁寧にお話くださってありがたい限りでした。そして思ったのがこういう企業がこれから求められていくんでしょうね。もう他を蹴落として自分だけが勝ち残れればいい、っていう時代じゃないんですね。きっと。

今日もお読みいただきありがとうございます！

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大島節子

代表取締役 ： （有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。

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