楽しみながら成長していけるチームを作るためにリーダーに必要な力

公開日： 2015/09/08 : 最終更新日：2020/10/12 リーダーとかチームとかレポ

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

毎日、空模様を見ながら洗濯物を外に出すのか出さないのかを繰り返しているうちに「降んのかい！降らんのかい！（吉本新喜劇のすっちー風）」がすっかりマイブーム。そんな大阪から今朝もブログをお届けします。

青山学院大学　原晋監督の講演会

先日9月4日（金）に大阪府立産業技術総合研究所で開催された第5回和泉ビジネス交流会での特別講演で、今年の箱根駅伝で青山学院大学を優勝に導かれた原晋監督のお話を聞いてきました。

スポーツにはとんと疎い自分ですが三浦しをんの『風が強く吹いている』を読んで以降、箱根駅伝だけはすごく好きなんです。入口が文学なあたりがとことん文系の自分らしい（笑）。数年間ですが毎年見てきた中で今年の青山学院大学の優勝は本当に感動しました！　何より選手が楽しそうなのが驚きで。どうしてこの子たちはこんなに楽しそうに走れるのか。どうすればこんな笑顔あふれるチームが作れるのか。とても興味深かったのでこの講演を楽しみにしていました。

事前に監督の著書を読んでいたので、話の大筋は既に知っていることだったのですが、やはり本人とお会いしてこそ感じ取れることがありますね。本物の監督は思っていたとおりの人であり、また会わないとわからない部分を持つ人でした。

具体的にチーム作りの参考になった話でいうと例えば目標ミーティング。今月やることを監督が指示するのではなく選手たちが自分で決めて自分で書き皆の前で宣言します。目標設定のポイントは「できることを書くこと」。タイムを3分縮めるとか達成不可能なことを書くのではなく筋トレ2種目週3回とかできることを書き、それを確実にやります。自分との約束を確実に守ることは自信になり、その積み重ねが2位と10分以上の大差をつけた圧倒的な優勝につながった、とのことでした。

マルワ什器も似たようなかたちで目標会議をしていますが、もっと「できることを書き、確実にやる」を徹底しようと思いました。

でも、そういうことは本とかテレビとかから既に得ていた情報であり、私が監督と直にお会いして感じたリーダーとして大切な資質だと思ったことが別にあります。それはいい意味の「雑さ」です（笑）。雑というと言葉が悪いので言い代えると「大らか」。本番に合わせて丁寧に丁寧に完璧な準備を整えていくのですが、やることをやったらあとはなるようになる！という腹くくり力をお持ちの方、という印象を受けました。これが「わくわく大作戦」であり、選手たちの笑顔であり、そしてこの「わくわく大作戦」を監督ご自信が一番楽しんでおられる、ということが伝わってきました。リーダー自身が挑戦を楽しむって素敵ですよね。私はマジメ過ぎる面があるので、こういうところを変えていきたいなと思いました。

詳しくはこちらの著書を

和泉ビジネス交流会

講演会終了後はビジネス交流会。堺商工会議所からも5社出展。展示会出展ゼミ参加企業さんたちががんばっておられました(^^)。

まとめ

今朝は青山学院大学の原晋監督の講演での気付きを元に楽しみながら成長していけるチームを作るためにリーダーに必要な力というテーマで書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

この記事を書いた人
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大島節子

代表取締役：（有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。