出展内容はしぼらなければならないのか
公開日:
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最終更新日:2016/02/15
展活=展示会活用のはなし, 展示会ノウハウ ノウハウ
おはようございます^^
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。
今日から10月ですね。一年で一番忙しく動き回る季節のはじまりです!
出展内容をしぼるということ
9月~10月はじめにかけて今年も堺商工会議所の展示会出展ゼミに参加いただいている企業さんを訪問しています。昨年は全社まわらせていただきましたが、今年は初参加企業と訪問希望企業にうかがっています。皆さん、いろんな課題やお悩みを持っていらっしゃいますが、創業後何十年も経った技術力の高い製造業によくあるお悩みにこういうものがあります。それは、
「出展内容をしぼるとそれ以外のお客さんを逃してしまうのではないか」
というものです。確かに展示会のブースやチラシは「今回はこの自社商品」とか「この新技術」とか出展内容をしぼったほうが作りやすいです。しかし創業後何年も経ち、今までいろんな開発者さんたちのプランを一緒に進めてこられた企業さんは多種多様な技術をお持ちですし、それらを全て展示会でアピールしたい、という気持ちはわかります。その気持ちのままにブースを作ると出来上がるのは往々にしてこういうブースになります。
壁面に自社で出来ることをただただ羅列してしまうんですね。でもこういうブースを作ってしまうとまず通路から読めないですし、お客さんはこの企業が何ができる企業なのかわからないんですよね。
では、これだとどうですか?
何が違うかわかりますか? まず文字の大きさが違います。それも大事なのですが、もっと注目してほしいのは目線が違うということです。お客さんが興味があるのはあなたの会社が何ができるかではなくて、自分の持つ問題・課題を解決してくれるかどうか、なんです。
ブースのスペースには限りがあります。伝わるブースを作ろうと思うとそこに置く内容はしぼらざるをえません。でもそれは出展内容をしぼるというよりは伝え方の軸を定めて、一番伝えるべきことを決める、ということです。
何度も何度も使わせていただいている写真ですが、ブースの壁面の情報量はこれくらいが理想です。
伝え方の軸の定め方で悩んでしまうのは仕方ないです。みんなそうです。その問題をなんとかするために「コンセプト明確化ワーク」を考えました。なかなか自社で定め方を見つけられないときはお気軽にご相談ください(^^)。
まとめ
今日は「出展内容はしぼらなければならないのか」というテーマで展示会ブース作りにおけるよくあるお悩みについて書いてみました。
今日もお読みいただきありがとうございます。
大島節子
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