マルワ什器とウェブの10年

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

12月14日（月）。いよいよ今年が終わっていく、そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

ウェブのおかげで今のマルワ什器がある

2000年代に大阪市主催の伝説のEC連続講座「うりうり教習所」なるものがありました。今も業界のトップを走っていらっしゃるような名店を数多く生んできたこの講座にマルワ什器も参加しており、この講座があったからウェブで事業を立て直すことができたと言っても過言ではないのです。

先日の12月11日（金）、この日は講座の卒業生で毎月続けてきた勉強会「うりワン」の記念すべき100回目でした。これを機にうりうり教習所の講師だったOSMCの森本さんをゲストに迎え100回記念勉強会を開催し、その際にうりうりを期に自社がどう変わったか、を皆で発表しました。自社のウェブ活用を振り返るいい機会となったので、以下、私の発表内容をまとめてみます。

2005年以前

2005年に一度目のうりうりを受講しました。それまでは2002年からウェブに強いお友達に教えてもらいながらなんとか自分で作ったサイトを運営していて、それでも少しずつ売上が立ってきつつあるような状態。ウェブの可能性だけはビシビシ感じていました。

2005～2007年

一度目のうりうりを受講したことでサイトをこんなふうに変えました。売上は一気に3倍になりました。ただ、一度目の受講の際にあまりにも無知なまま参加してしまったので当時の私のレベルでは消化しきれないことが多々あり、再受講の必要性を感じていました。

2008年以降

2007年に再度、受講しその翌年にリニューアルしたのが今もあるマルワ什器のサイトの原型です。ここでも売上は3倍になりました。什器レンタルという業態でのウェブ活用の型ができたと思っています。そしてこの2回目のうりうりの卒業生ではじめた勉強会がうりワンです。

その後、更に仕事の質を高めるために展活をはじめるのですが、それについては何度も書いてきたので今日は割愛します。

ウェブを柱として事業を再建できた理由

そもそも決してコンピューターが得意ではなかった私がなぜわりと早い時期からウェブサイトを作り、それを柱としてやってきたのかというと、2001年に唯一と言っていい得意先の倒産があり、早急に事業を再建しなければならない必要に迫られていたからです。

そんなふうに必要に迫られて作ったサイトでしたが、今思うとあの時期にはじめておいて本当によかったです。この15年ほどで中小企業のビジネスのやり方は全く変わりました。多くの中小企業がウェブを中心とした時代の移り変わりに振り回される中、うちのような零細企業がムーブメントを起こす側に立てたという偶然。これは時代の転換期にウェブの最先端にいる人たちとの交流があったからこそです。

今回うりワンが100回記念を期に皆の発表やゲストの森本さんのお話を聞いて改めて思いました。この面々がつながったきっかけも現在つないでいるものもウェブなのですが、こうやって毎月会って刺激しあったり、話を聞いてもらえる場があるのってやっぱりすごくいいです。

今まで散々与えてきてもらったものを返していくというか、自分だからできる次の世代のためのこういった場づくりをこれからはできるようになっていきたい。来年からの活動でそれを具現化していきたいと思います(^^)。

まとめ

この日は森本さんともう一人、当時うりうりの事務局をしてくださってたサポタントの橋和田さんも100回祝いのくす玉を持ってお越しくださいました。

次の目標は200回かぁ（笑）。その頃は東京オリンピックも終わってて今はまだ想像してないような未来が現実になってるのでしょうね(^^)。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島節子

代表取締役 ： （有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。

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