展示会で見つかる3つのルート
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展活=展示会活用のはなし, 心のはなし
おはようございます^^
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。
今は相変わらず寒い冬晴れですが、週末はお天気が崩れるみたいですね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。
唯一生き残るのは、変化できる者である
ダーウィンの名言に「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」という言葉があります。仕事がらたくさんの中小企業の経営者の方々とこれまで交流を持たせていただいて来ましたが、この言葉は本当にそうだな、と思います。
例えば大阪の堺には何十年・何百年と続く金属加工の会社がいくつもありますが、そもそもは皆さん刀屋さんだったはずなんです。それが時代とともにより自社の専門性を活かせ、かつ需要がある分野に少しずつ変わっていかれました。今は鍛造・熱処理・切削・溶接などそれぞれの得意分野で機械部品加工などの仕事をしておられます。
ものが足りなくて作ったら作っただけ売れる時代を過ぎ、どうやったら売れるものを作ることができるのか、各々が考えなければ生き残っていけない時代になりました。でも“変化できる者”と言ってもそれは決して別の会社として生まれ変わらなければいけないというわけではないんですよね。少しずらす。そう、少し視野を広げて変わっていけるルートを見定める。それができる場所が展示会だと私は思っています。
展示会で見つかるルートには次の3つがあります。
1.業界から変えるルート
今まで大きな会社の下請けをしてきた高度な加工技術を持つ会社がありました。その加工技術は他の業界でも活かせることがわかりました。
2.用途から変えるルート
これまでは耐久性を高めるために使われていた加工技術がありました。その技術は別の分野では見た目を美しく見せる加工法として別の用途があることがわかりました。
3.地域から変えるルート
創業からずっとその地域の親会社の仕事だけをしてきました。その地域での仕事は少なくなってきていても全国や世界に目を向けると別の地域ではまだまだ必要とされる仕事であることがわかりました。
この考えられる3つのルートのうち自社にうまくハマるルートが見つかった会社が時代の変化に対応し生き残っていくことができる会社です。ルートを決めるのは皆さんです。展示会はこの3つのルートいずれに進むにしても大いに活用できる場であり、私は決めるためのお手伝いならいくらでもさせていただきます。ただ一つ言えるのははじめの一歩を踏み出さないとどのルートにも進めないということです。
今日書いたことは当たり前のことですが、最初の一歩が踏み出せない会社はこのどれもを同時にやろうとするから目の前の壁が高すぎて立ちすくんでしまうんじゃないかな、と思ったのであえて書きました。全部をいっぺんにやらなくていいんです。やれなくて当たり前だし。どれか一つやりやすいところからはじめてみませんか? それが今日お伝えしたかったことです。
まとめ
今日は「展示会で見つかる3つのルート」というテーマで書いてみました。
今日もお読みいただきありがとうございます。
大島節子
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