面白くなくては人は動かん
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リーダーとかチームとか, 真田丸
おはようございます^^
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。
先週、大河ドラマ真田丸と中小企業の重なるところを書いてみたところ、予想以上にたくさんの反応をいただきましたので今週も書いてみたいと思います。
大河ドラマ真田丸 第7話「奮回」
今週の真田丸は織田信長亡き後、北条に攻められた織田方の武将滝川一益が信濃を撤退するのに乗じて沼田城・岩櫃城、そして人質にとらえられた“ばば様”を取り返そうと奮闘する様が描かれました。
このドラマで初回から意識して描かれてきた構図に「長男と次男」があります。真田信繁(幸村)を主人公として大河ドラマを描くとなるとやはりクライマックスは大阪の陣であり、その舞台はタイトルの“真田丸”です。 そして真田が今もこんなに人気がある理由には信繁は負けたけれどもお兄さんの信之は徳川方につき家を守った、という点があります。そこに着地するためにこの2人の兄弟の違いを1年間かけてどう描いていくのか、がこのドラマの見所だと思うんですね。
1話から信繁のセリフとして「次男としての自分の役割」がことあるごとに語られてきました。次男だからできることを子供の頃から意識して成長していくんだな、ということがはじめから見るものに少しずつ刷り込まれていく構成になっています。そんな「長男と次男」の物語として特徴的だったセリフ、今回はこれでした。
「源三郎(信之)は間違いは少ないがくそ真面目で面白くない」
「お前は過ちを犯すが面白い」
「面白くなくては人は動かん」
姉上に続き、ばば様を助け出すことに失敗した信繁に父親の昌幸が兄の信之とお前は違ってていいんだ、と諭すシーン。明らかに信繁=次男よりの性格を持つこの父上、この方も長男ではないんですよね。三男なんです。上にお兄さんが二人もいたのに長篠の戦いで二人とも戦死してしまって、三男なのに家督を継ぐことになるんです。幼い頃から家督を継ぐものとして育てられたのではないのでこの性格なんだな、と見るものが納得する描かれ方ですよね。
これは中小企業の社長さんたちを見ていてもほんとそうだなーと思います。お父さんの会社を引き継いで確実に守っていくのが長男社長。びっくりするようなイノベーションをやってのけるのは次男社長が多いです。“面白くない”と言われてしまう長男信之を面白い大泉洋がやってるのがまた面白いですね(笑)。私も常々面白くない自分に長男的性格を見出してばかりで「面白くなければ人は動かん」という言葉がぐっさりと堪えますが、うちにも弟がいるので大丈夫だと思います(笑)。
まとめ
中小企業として共感できる話が毎回ある「真田丸」。今日は“長男と次男”の描かれ方を考えながら中小企業との共通点を書いてみました。
今日もお読みいただきありがとうございます。
大島節子
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