展示会を作る軸となるもの

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日は日帰り名古屋出張でした。今朝のブログは名古屋での気付きです。

その人が大切にしている物事は何か

昨日は名古屋展活セミナー補講でした。補講では参加企業の皆さんからコンセプトシートを元に出展コンセプトを発表いただきました。それに対して他の参加企業の皆さんから質問やアドバイスをいただき更にコンセプトを明確にしていく、という時間でした。１社あたりに取れる時間が20～25分なのでそんなにがっつりとしたやり取りができるわけではありません。正直、補講そのものが終わった時点では厳しめの指摘やダメ出しを受け混乱されていた方もいらしたように感じました。また、私も限られた時間の中で発表者が納得されるところまで促せない自分のファシリテーション力の未熟さにふがいない思いでいました。

それを救ってくれたのは懇親会でした。あいち産業振興機構のセミナー事務局の方々は毎回懇親会をセッティングしてくださるのですが、おそらく講座中に混乱していても懇親会の会話の中で答えがみつかる、という場面が過去にもよくあり、懇親会も含めて１セットという考え方なのだと思います。昨日もまた懇親会が終わる頃には皆さん自分なりの気付きを得、講座終了直後よりずいぶんいいお顔になってらしたな、と。そして私自身のふがいない気持ちもすっかり回復していました。

心と一致させること

懇親会で私の気持ちが復活した理由は皆さんから「その人が大切にしている物事」を教えていただけるような会話をしたからです。展示会に求めるもの皆が皆「成果＝受注金額」と考えているわけではなく、一人ひとりに別々の求めるものがあり、それを決めるのはその人がどんな想い・価値観で生きているかです。だから「その人が大切にしている物事」がわかると展示会における軸も見えるんです。

その人が大切にしている物事がわかってはじめて「この強みとこの強みならどちらを推すべきか」という展示会において大変重要なことを一緒に考えられるようになります。私は判断に迷ったら心と一致するほうを選ぶべきだと思っています。なぜなら新しいことをする際はいつもそんなすぐには軌道になんてのらないからです。伸び悩む時期を乗り越えるためには「これをやりたい！やるんだ！」と心のそこから思っておく必要があります。本当にやりたいと思っているから続きます。続ければ結果はついてくるんです。

思えば展活をはじめる、ということも決して早く簡単に儲かる選択ではありませんでした。軌道にのるまで時間がかかりました。でも本当にやりたいという想いが強かったので心が折れることはありませんでした。

最近「人の心に火をつけるのが上手い」と言ってくれた人がいました。もし私が人の心に火をつけるのが上手いとしたら、それは日々人の心について考えてばかりいるからです。人の心を知るためには自分の心を見せるのが先です。だから毎日ブログを書いてるし、セミナー参加企業のメーリングリストには毎日投稿するし、Facebookも好きなんだろうな、と気付きました。

名古屋展活セミナーも皆で一緒にワークをやるのは次回が最後。繰り返しになりますが展示会を作っていくのも結局は人の心です。この最高に楽しい時間を一緒にがんばる人たちがいて、それを最高のサポートチームに支えていただいて、このような時間を過ごせることを心から幸せに思います。

まとめ

今日は展示会を作る軸となるものというタイトルで展示会を作っていくのも結局は人の心だ、という気付きを書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島節子

代表取締役 ： （有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。

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