展活誕生前夜のはなし　第５話

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

先週から「展活誕生前夜のはなし」と題して“なぜ展活だったのか”を言葉にしストーリーにする試みをはじめています。今までに書いたものはこちら。

・展活誕生前夜のはなし　第１話
・展活誕生前夜のはなし　第２話
・展活誕生前夜のはなし　第３話
・展活誕生前夜のはなし　第４話

今日は第５話を書いていきます。

今、この講座を受講するために

昨日は目的を見失い停滞期を過ごすことになるものの、震災をきっかけに考え方が変わり、マルワ什器のためにできることをまた一つずつはじめようと決めたところまで書きました。変えたいものの一つにホームページがありました。この当時（2011年）のマルワ什器のホームページの売りは“価格と短納期”でした。目的が「倒産を回避すること」であれば多少無茶をしてでもこれを売りにしてがんばれましたし、実際順調に売上を伸ばしていたので当初はそれでよかったんです。しかし10年代に入り似たようなサイトが増えてくる中でどんどん価格競争になりこのままではただただ疲弊するだけだ、と。ホームページのあり方を変えていかなければ、と思っていました。

2011年秋、大阪産業創造館主催の村上さんの「Web活用塾」開催を知ります。「Web活用塾」とは主に中小製造業を対象としたウェブを活用して受注が取れるホームページを構築するための連続講座で、これからホームページを作ることや受注が取れるホームページにリニューアルすることを目的に開催される予定でした。うちは製造業ではないけれどもBtoBビジネスという意味では同じなのでホームページをリニューアルするために受講を決め開催を心待ちにしていました。

ところが開催直前になって産創館の事務局から「今回の講座は最小催行人数に至らなかったため開講を見合わせることになりました。」というメールが届きました。すっかり受講する気になっていた私はあきらめきれず村上さんに直接交渉。「私が講座を主催するかたちで参加企業を集めてきたら開催してくださいますか？」とお願いしたところ、ご快諾をいただきました。

助けてくれたのは一緒にがんばってきた仲間

そこから参加企業を集め、会議室を予約し、受講料の集金などもやりつつ、自主運営で「BtoB限定Web活用講座」は晴れて開催に至ります。

村上さんは「産創館より大島さんのほうが集客力がある」と言ってくださいました。それはとてもうれしかったのですが、私に集客力があったわけではないんです。お気づきの方もいらっしゃるかもしれません。参加してくれたのはこれまでいっしょにがんばってきた仲間でした。第２話の社長道場で出会った平野さん。第３話のうりうり教習所で出会った薮野さんと淡路さん。そして平野さんのお友達の大塚さん。私が引きこもってしまっていたときは本当に心配し、元気になったときは心から喜んでくれた人たちでした。なのでもちろん皆さんホームページの勉強をしたかったという思いはあったとは思いますが、どちらかというと私の再出発を応援してやろう、という気持ちで参加してくださったんだと思います。

そしてこの場所で展活が生まれることになります。

まとめ

今朝は展活誕生前夜のはなし第５話ということで展活誕生直前までを書きました。やっぱり５話で終わらんかった～（笑）。“なぜ展活だったのか”まで行けなかったので明日の６話でその部分をまとめ、完結させたいと思います(^^)。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島節子

代表取締役 ： （有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。

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