展示会界に次の革命が起こるとしたら
公開日:
:
最終更新日:2020/11/23
展活=展示会活用のはなし
おはようございます^^
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。
昨日は七夕。夏らしい行事が続きます。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。
日本の展示会界の革命から四半世紀
私が展示会というビジネスに関わるようになったのは2005年ごろでしたが、その頃と今を比較して業界が大きく変わったかというと特に大きな変化はなかったように思います。過去にさかのぼって調べてみても、おそらくここ20年ほどは特に何もなかったのではないか、と思うんです。
日本の展示会界に革命を起こしたのはリードエグジビジョンジャパン株式会社であることは間違いないと思います。この会社の設立が1986年。展示会界の中心となったのが1990年代の半ばごろから。これは東京ビッグサイトの歴史とも重なります。東京ビッグサイトというハコとリードが提供するコンテンツ(中身)との相乗効果がここ四半世紀の日本の展示会の中心だったわけですね。
東京ビッグサイトに行くたびに思うこと
そんな東京ビッグサイトが2020年の東京オリンピックの前後、海外メディア向けのプレスセンターとして使用されることが決定し、その間、展示会ができなくなることがわかりました。近くに仮設展示会会場が作られるようですが、今の面積は保証されないということで、ハコが変わるとなると中身も変わらざるをえないわけで、2020年はおそらく日本の展示会界において転機の年になると思われます。
個人的には東京ビッグサイトに行くたびに思うことがあります。それは施設が無駄に豪華だ、ということです。上の画像の逆三角のエントランスを筆頭に「これ本当にいる?」と思うものが非常に多い。もっと機能性と合理性を追求して必要な機能だけを備えたハコでよいのでは、と。
私のイメージは成田の第3ターミナルや関空の第2ターミナルみたいな展示会会場。こちらはLCCという航空業界の革命(中身)に合わせるかたちで出現したハコですが、多くの人が「空港ってこれでよくない?」と思ったわけです。だから多分2020年、ハコが仮設に変わることをきっかけに航空業界に起こったLCCの出現のようなことが、順番は逆ですが、展示界業界にも起こるんじゃないかなーと思ってます。
まとめ
今朝のブログは展示会界に次の革命が起こるとしたらということと題し、2020年をきっかけに展示会業界に起こることを漠然と予想してみました。
今日もお読みいただきありがとうございます。
大島節子
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