「つながり」で売る！ということ

公開日： 2016/07/28 : 最終更新日：2016/10/20 webとかSNSとか, リーダーとかチームとか, 心のはなし

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日も朝から蝉が元気に鳴いています。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

藤村正宏さん新刊『「つながり」で売る！７つの法則』

今月はじめに発売になった藤村正宏さんの新刊『「つながり」で売る！７つの法則』を読み終えました。以前、講演を聞いたことがあり、そのときのことはこちらの記事に書きました。

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今回の本には私のブログ師匠、大阪製罐の清水さんの取り組みも紹介されています。

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清水さんの影響で藤村さんが提唱されている“エクスマ”に興味を持つようになって、かれこれ2年ほどでしょうか。10年以上前から存在は知っていたのですが、“エクスマ”が通用するのはBtoCいわゆる小売業だろうな、と思いこんでいたのであまり興味がなかったんですよね。でも清水さんが製造業に“エクスマ”を取り入れ成果を出されていく様を傍から眺めているうちにどんどん興味が出てきて、今はFacebookで藤村さんをフォローさせていただき、毎日投稿を読ませていただいています。

この本にはこれからの商売において「つながり」＝関係性がますます大切になってくる、ということが書かれています。つながりを作る具体的な方法としてSNSやニュースレターやリアルイベントの活用方法が具体的に紹介されています。ただ、この本をちゃんと読めば誰でもわかると思いますが、単に毎日SNSに投稿すれば売れる、とかそんな安易な話ではありません。効果を出しておられる皆さんに共通する心の持ち方・お客さんへの在り方、この辺りをきちんと理解することが大切です。

つながり＝関係性を作る、とはお客さんと友達になる、みたいなイメージです。私にはずっと「BtoBでそんなことできるかね？」という思い込みがあったので、なかなかエクスマの扉を開けることができなかったのですが、ここ2年ほどかけて確信しました。それはできないと思っているからできない、ってことです。

藤村さんは毎朝Facebookに励ましの言葉を投稿されます。本当に毎日毎日。ネタ尽きないのかな？と思いますが、もうネタとかそういう次元じゃないんだと思います。本当に商売を良くするために自分を慕ってくる人たちに良くなってほしい、背中を押してあげたい、という想いがおありだから毎日毎日励ましの言葉をかけ続けられるんだと思います。この投稿はFacebookで藤村さんのアカウントをフォローすれば誰でも読めるので興味がある方はぜひフォローをおすすめします。人間誰でも辛い朝がありますが、そんな日もこの瞬間からは笑顔でいよう！と思えます(^^)。

そしてそれこそがエクスマを実行していく上での心の持ち方・お客さんへの在り方の具体的なかたちだと思います。私は毎日藤村さんの投稿を読み続けるうちに「自分のことをここまで想って励ましてくれる人がいたとしたら、そりゃ他からは買わなくなるよね」と納得できました。と同時にこの本はコンサルタントが書いた本だから“「つながり」で売る！”というわかりやすいタイトルになってるけど、一番のポイントは「目の前にいる人の役に立ちたいと色々工夫してるうちに結果として売れる」だと思うので、そもそも“売る！”は目的ではないのだろうな、と。

経営者に一番必要なのは正しさでも強さでもない、大きな愛だ。私はそう確信してます。なかなか上手く伝えられないけど。それはたぶん実行が足りないから。あと、私もまだ戦ってしまっているからかな。戦いをやめようと決めてずいぶん経つけど、どうしてもまだ無意識に戦ってしまいます。この本を読んでますます戦いの無意味さを理解できたので「競争から協調へ」という言葉を胸に、会社と自分自身の人柄を育てていけるよう、今日は今日できることを一つ一つ重ねていこうと思うのでした。

まとめ

今日は「つながり」で売る！ということというタイトルで藤村正宏さん新刊『「つながり」で売る！７つの法則』を読んで感じたことと、つながり＝関係性について考えたことを書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

この記事を書いた人
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大島節子

代表取締役：（有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。