展示会接客における「話す」と「聞く」のバランス
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展活=展示会活用のはなし, 展示会ノウハウ, 心のはなし
おはようございます^^
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。
ここ数日雨が降ったりしつつも毎晩月がきれいですね。そして今朝はいいお天気。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。
あんなにがんばって説明したのに…
「ものすごく丁寧に時間をかけて説明をしたのに、その後何の音沙汰もないんですよね…」。展示会で自社ブースにお越しいただいたお客さんをがんばって接客してもその後成約に結びつかない、というお悩みをお持ちの方からこのような相談を受けました。ここだけを抜き出して書くと何パターンもの改善方法が考えられますが、この時は相談開始からこの言葉にたどり着くまで実に9分の時間を要しました。その間、とにかく一方的に喋り続け、こちらが質問を挟む隙も与えてもらえない…。
そうなるともう答えは一つですよね。ずばり「喋りすぎ」です! 展示会の接客で一番大事なのはお客さんが何を求めて自社ブースに立ち寄られたのかを把握することです。そのためには話すことよりも聞くことが大事なんです。なのに延々、自社技術がいかに優れているかを喋りまくってしまわれる。聞く側が「ここをもう少し突っ込んで聞きたいな」と思っても、説明が終わらないうちに次の話が始まっていく、みたいな(笑)。
でもこれ、他人事じゃない方もいらっしゃるのではないですか? 技術が高い会社の経営者や開発担当者の方で結構いらっしゃいます。一度振り返ってみてください。そして喋りすぎだったかな、と思ったら次のことを心がけてみるのはいかがでしょうか。
話さなきゃと思わなくていい
そもそも一文のつなぎ目がわからないくらい喋りまくる人、というのはなぜそのような話し方をするのでしょうか。そういうタイプの方の傾向を見ていて私が思うのは「不安なんだろうな」」ということです。伝わってるだろうか、これで合ってるだろうか、不安でたまらないから不安を埋めるために言葉を発し続けてしまうのでは、と。
でも「伝わってるか、これで合っているか」を確認するためにできることって一つしかないですよね? そう相手に聞くことです。自分が勝手に相手の状況を想像し、言葉でその場を埋め続けても永遠に不安の根本的原因が解決することはありません。
なので自分が「喋りすぎタイプ」と思い当たる方は話す:2割、聞く:8割 と心がけて接客にのぞまれてはいかがでしょうか。
まとめ
今朝は展示会接客における「話す」と「聞く」のバランスというタイトルでついつい喋りすぎてしまうタイプの方向けの対策を考えてみました。
今日もお読みいただきありがとうございます。
大島節子
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