アンコウ(キアンコウ)
今回は少しベタな魚、アンコウです。
アンコウは父が好きで子供の頃からよく食べました。
関西ではミソ味のどぶ汁とかはあまり馴染みがなく、アンコウもてっちりみたいに水炊きにしてましたね。
うちでもいまだにアンコウを水炊きにする事は多いです。
ここ数年は毎年のようにいつもお世話になっている志摩の魚屋さんから活け締めのアンコウを送ってもらってて、それが本当に美味しいんですよね。
アンコウが届いたらまず仕込むのがとも和え!
1匹丸ごと使うのが本当のレシピのようですが、私は他にも色々やりたいので、皮、腹身、胃袋あたりを中心に使います。
わりとしっかりそれらを茹でて、骨を外して一口大にカット、キモは細かく叩いて、フライパンで空炒りして味噌と酒で伸ばします。
これを一晩寝かして、身から水分をしっかり抜いて、混ぜ合わせたら完成です。
これは日本酒の肴でTOP5には入ってくる最高ランクのやつ!!!!
少し手間はかかるけど、ほんと最高に旨い。。。
あとは身を使って唐揚げもよくやります。
しっかり水気を抜いて、生姜醤油で漬け込んで揚げると旨いですね〜
あともう一つ定番料理があって、これも身の部分をメインに使うのですが、マリナーラソースのイタリア風ブイヤベース!
アンチョビ効かせたトマトソース=マリナーラソースと、セロリ人参玉ねぎなんかを煮込んだ野菜ブイヨンで、アンコウにアサリ等の貝類、マッシュルーム等のキノコ類なんかを炊いていきます。
これもめちゃ旨いんですよね。〆はパスタ入れても良いし、チーズとご飯入れてチーズリゾットなんかも危ないです!
いや〜アンコウは捨てるとこないし最高ですね。
また食べたい!!!
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大島茂。釣り歴42年のマルワ什器取締役、兼お魚部長。 某メーカーフィールドテスターを務めていた釣りキチの父の指導の下、 3歳から釣りを始め、小学校に上がるころには遠くの海まで一人で電車で釣りに行くようになり、 ブラックバスブーム以降はルアーフィッシングにハマり、現在は主にジギング、 特にシーカヤックからのジギングを中心に様々な釣りを楽しんでます。 また、幼いころから包丁を握り、釣ってきた魚は全て自分で捌く、 買ってきた魚でも、自分で食べる魚は基本的に一から自分で捌くをモットーに、 日々魚料理の腕を磨いてます。 そして、魚を釣ったり食べたりするだけでなく、 その生態自体にも興味津々の自他ともに認める魚ヲタで、 最近は魚のみならず、水生昆虫まで含む、水辺の生き物全体を愛し、研究中。 そんなお魚部長による、仕事と全く関係のないブログです。
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