秋のサワラ 1
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お魚料理
魚へんに春と書いて鰆なんですけど、このブログでも度々書いておりますように、一般に魚は産卵期にまとまって獲れやすいところから、その時期が旬だと思われがちで、御多分に洩れずサワラもそうなっており、春は産卵期なわけです。
産卵期に脂が乗っておいしい魚というのもいなくはないんですが、大概の魚は卵巣〜精巣(その前段階としての肝臓)に栄養を持っていかれ、身は美味しいとは言えない状態のものも多いです。
身がおいしいのは産卵後、使い果たした体力を回復させるために餌をたくさん食べて、次の産卵に備えて、体に脂肪を蓄えた状態、これがだいたい旬と言われる時期の真逆の季節になったりするので、漁師さんや魚屋さんは「裏旬」なんて言ったりします。
秋のサワラはまさに裏旬。身の脂乗りなら秋のサワラが最高です。
というわけで最高に旨い秋のサワラを狙いに北東の実績ポイントに行ってきました。
初っ端から2連発でサワラの鋭い歯でラインを切られ、その後はサバ、アジ、レンコダイなどを釣りながら、最後に3キロ位のサワラを釣ることができました。
クーラーの中で身が反ってしまっているので、細く見えますが、なかなかに良い魚体!
これは楽しみ!
というわけで、次回は秋のサワラを食べていきます!
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そんなことないかも知れませんが、一般的に、お魚って寒い時期の方が美味しいと思われがちなのかなと思う